柱や壁が少なくても耐震性の高い空間が実現できます

SE構法とは

SE構法は、構造的に必要な柱や壁が少なくても耐震性の高い空間が実現できることが大きな特徴です。また、最大9mのスパンを飛ばすことも可能です。
よって「30畳を超えるLDK」や「その階全てが仕切りのないワンルーム空間」のような「開放的な大空間」が実現可能となります。さらに、横の広がりだけでなく、天井高を高くして上にも広がり感のある空間も安全に設計できます。これは、住まいとしての活用に限らず、店舗併用や事務所併用などのケースでも威力を発揮する特徴です。
また、最低限の構造壁で基本の設計をしておけば、部屋と部屋の区分けを「構造上動かせない壁」で仕切ることが必要なくなります。その区分けを建具で仕切ったり、家具で仕切ったりというようなことも可能となります。たとえ表面上は壁にしておいたとしても、構造的に必要のない壁ですので将来的なリフォームが簡単になります。この考え方は「スケルトン&インフィル」という設計手法で、長期的に家づくりを考える際にとても重要な考え方になります。
「開放的な空間設計」と「安心の耐震設計」を両立できるのが「SE構法」なのです。

大切な家族を守るために

なぜSE構法?

日本のほとんどの木造住宅では、「構造計算」をされていないことをご存知でしょうか。
構造計算とは、地震や災害に対して倒壊しないか、客観的に建物の強さを分析・明確化することです。
SE構法では、法律で義務付けられていなくとも安全性を検証するために、一棟一棟、構造計算を実施しています。

新築の家であっても、この構造計算がされていなければ倒壊するおそれもあるのです。地震や災害が毎年のように起こる日本では、いつ自分の身に起きても不思議ではありません。
もし、建てたばかりの家が倒壊してしまったら。弊社で建てたお客様に、そんな悲しいことが起きてほしくないのです。家は、大切な家族の命と財産を守る場所でなくてはいけません。

これまで在来軸組構法での建築もしてきました。しかし地震や自然災害が頻繁に発生する昨今、お客様が安全に安心して長く暮らしていただくことを考えたとき、これまでどおりではいけない。「SE構法」が地震や災害にも強い。という結論に至りました。だから、たけひろ建築工房では、SE構法の住宅を推奨しています。
在来軸組工法の設計については、構造計算を必須としました。

安全を保証する6つの構造計算

構造計算では何をしますか?

弊社では、6つの構造計算を実施し、地震や災害に対しても強い家を施工します。
家を建てる場所やライフスタイルに合わせて、お客様が建てる家の安全性を事前に確認することができるサービス「構造計算ナビ」を行なっています。

SE構法_6つの構造計算