住まいの豆知識
2025/04/28
住空間との調和は無視で!独立ガレージならとことん世界に没頭できる

スペシャルコラムでは、施工事例を交えながらアメリカンガレージの魅力をお伝えしていきます。
今回ご紹介するのは、200坪の敷地にオーダーハウスとガレージを分けて建てた事例です。
居住空間は黒と鉄骨をメインにしたデザインになっていますが、ガレージはそんなシックな雰囲気とはがらりと違ったポップアメリカンなカラフルデザイン。
建物を完全に分けたからこそ、こだわりを全振りして表現することができました。
小さなお子さんがいたり夫婦で趣味が違うご家庭などでは、生活空間とガレージのどちらかを妥協したという話も聞きます。特にガレージは、音、危険な道具、オイル、塗料などが気になりますよね。独立ガレージなら、居住空間を気にすることなくファクトリーライクな本格アメリカンガレージが叶います。
▽施工事例 アメリカンガレージC
https://www.likehouse.jp/work/american-garage-c/
ところで、ガレージハウスには主に3つのタイプがあります。
- 愛車といつでも一緒 “鑑賞タイプ”のガレージ
- 居住スペースの一角に愛車を置く“実用タイプ”のガレージ
- モーターライフに全振りできる“秘密基地タイプ”のガレージ
今回ご紹介したのは、3つ目の秘密基地タイプ。
「なんでもできる整備ピットにしたい!」と考えている方には、ぴったりです。
整備工場風の独立アメリカンガレージ ~設計ポイント~
【天井・壁】
リフトアップの機械を入れる予定があるなら、高い天井はマスト。
壁や天井には不燃性の素材を使う必要が出てきます。
【床】
床素材は、掃除しやすく砂ボコリが舞わない土間一択。
砂ボコリは、あらゆる整備の機械に良くありません。
また、油分がクラックに入らないよう、防塵塗料の加工もおすすめしています。
リフトを設置するなら、床下地の厚さも重要です。
【水回り】
整備仕事は、手を洗ったりウエスを洗ったりすることが多いもの。
長時間ガレージにこもることを考えると、手洗い場やトイレなどの水回りも整えたほうが良さそうです。
いかがでしょうか。独立型なら、作業をやりかけで広げておいても問題なし。工具などの収納も自在にアレンジでき、ソファを置けば仲間と集まることもできます。家族のペースを崩さずガレージ前でBBQなどもできそうですね。
家から数歩の距離に、自分だけの秘密基地を創りませんか。
▼たけひろ建築工房のアメリカンガレージはこちらからご覧いただけます
https://www.likehouse.jp/work/?work_category%5B%5D=garage
