年間約7万円も光熱費を節約できる平屋住宅とは?

はじめての家づくり

在宅時間が増え、光熱費が以前より高くなった家庭も多いのではないでしょうか。毎月の必要経費とはいえ、できることなら節約したいところ。
これから家を建てるとき『省エネ』は重要です。設計段階からいっしょに考えてみましょう。

あなたは、パッシブデザインという言葉を聞いたことはありますか?
パッシブデザインとは、太陽の日差しや風などの自然のエネルギーを上手に取り入れ、設備に頼りすぎることなく自然な心地よさを実現させる設計手法です。

部屋の奥まで太陽光たっぷりのリビング

“くらことのいえ”は、高い省エネを実現し、光熱費を抑えることができる「平屋」です。また四季を感じながら、快適で健康的な暮らしをすることができます。
なぜそれが可能かというと「パッシブデザイン」を取り入れているからです。

パッシブデザインを取り入れた “くらことのいえ” と “パッシブ以外の住宅” と光熱費を比較すると、年間約71,794円節約することが可能です。

とはいえ、実際どう違うの?
マイホームがほしい方には気になるところですよね。
くらことのいえでは、お客様の図面と合わせ省エネ計算のシミュレーションをすることができます。3つのデータとともに違いを見ていきましょう。

目次
  1. 数値で見る家の性能
  2. 室温で見る家の性能
  3. 光熱費の差はどのくらい?
  4. まとめ

1. 数値で見る家の性能

土地の特徴を活かして光と風が集まるよう設計

パッシブデザインによって設計された住宅は、断熱性能が高いだけではありません。日本の季節や周辺環境を考え、その条件での最適解をさまざまなシミュレーションによって見つけていきます。そうすることで、自然の光や風をうまく家に取り入れ、省エネで光熱費を抑えることができ、かつ快適で健康的な暮らしができます。
順にデータを見ていきましょう。

上記の図は、住宅性能を数値で表したものです。国によって省エネ基準が定められており、地域区分によって数値が異なります。
たけひろ建築工房の施工エリアは、5地域か6地域に該当します。(図/赤枠)

UA値は住宅の断熱性能を表していて、値が小さいほど断熱性能が高いことになります。断熱性能を高めると、小さなエネルギーで冷暖房の効率がよくなるため光熱費が抑えられます。

くらことのいえのUA値は「0.47」です。地域の平均「0.74」より住宅性能が優れているといえます。

くらことのいえ(パッシブ住宅)
6地域の平均的な住宅(非パッシブ住宅)

出典:Energy ZOO

UA値はわかりましたが、数値の差はどう違うの?
快適さにどう繋がるのかも、判断は難しいですね。
次に、室温データを見てみましょう。もう少し違いが見えてきます。

2. 室温で見る家の性能

家の「性能」であるUA値を「温度」で見てみましょう。
室温シミュレーターで出した “くらことのいえ(パッシブ住宅)” と “パッシブ以外の住宅(非パッシブ住宅)” の比較データです。(出典:Energy Zoo)

冬の9時から16時ぐらいのグラフを見ると、温度の上昇幅の違いがわかります。くらことのいえの温度の上昇が大きいのは、冬の太陽の日射を上手に取り入れているということになります。ということは暖房費の節約に。これがパッシブデザインで設計した住宅の大きな特徴でもあります。

上記は夏の室温のグラフです。くらことのいえは、6時頃からの温度の上昇が少ないことがわかります。これは庇を出したり、夏の日射を遮る工夫と断熱性能を高くしていることが差として表れています。そうすればクーラーをガンガン使う必要もなく、冷房費を下げることにつながります。
ではこのデータを光熱費として換算するとどれぐらいの差が出るのでしょうか。次に、光熱費の計算データを見てみましょう。

3. 光熱費の差はどのくらい?

出典:Energy ZOO

これまで見てきた「省エネ性能」や「パッシブデザイン」のデータを金額に換算してみましょう。これは、オール電化の住宅で「くらことのいえ(パッシブ住宅)」と「非パッシブ住宅」を比較した光熱費のシミュレーションです。

金額でみると、年間で約71,794円の差が出ます。35年間で換算すると、2,512,790円も変わってきます。金額に換算すると、節約効果が一目瞭然です。
パッシブデザインを取り入れた住宅は、高い省エネで光熱費が抑えられることがおわかりいただけたでしょうか。

くらことのいえは、パッシブデザインを取り入れることによって、快適で健康的な暮らしができます。これは、ただ断熱性能が高い住宅ではなく、自然の光や風をうまく取り入れることによって、実現できます。
日本の四季を感じながら、家族で健康的な暮らしをしてみてはいかがでしょうか。

4. まとめ

これから家を建てるとき「省エネ」は重要なポイントの一つです。入居後に工夫できる節約には限りがあります。
家計費にも大きく影響が出る光熱費。マイホームを建てる前から、省エネについても知っておきましょう。

くらことのいえは、家の性能・住み心地にこだわった平屋の家です。プランをもとに室温や省エネ、光熱費などのシミュレーションをおこないます。
家づくりのご相談はご契約まで無料です。お気軽にご相談ください。

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